歴史群像新書
イゴッソウ戦記―“猛き蝙蝠”信親の逆襲

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054051188
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

織田信長の魔の手が四国に迫っていた。しかし、本能寺の変が起こる。対する長宗我部元親・信親親子には、天下への野望が……。

織田信長の魔の手が四国に迫っていた。しかし、本能寺の変が起こる。対する秦始皇帝の血を引くといわれる土佐の長宗我部元親と、将来を嘱望される大器・信親、この親子の胸中に、天下への野望が宿っていく――。期待の新鋭、待望の新作登場!!

内容説明

織田信長に「鳥なき島に住まう蝙蝠」と揶揄された長宗我部元親。自らを優れた武将と思い込んでいるようだが、所詮は四国の片田舎の蝙蝠であり、広い世間、とりわけ織田軍団にあまた存在する優秀な武将、鳥たちとは非なるものだ―長宗我部家にとって忘れられない屈辱の記憶であり、信長亡き後も、羽柴秀吉をはじめとする織田軍団たちの長宗我部家に対する目線は変わらない。元親の嫡男・信親は、ならば蝙蝠でよいではないかと開き直る。猛き蝙蝠であり、土佐弁で気骨ある男という意味のイゴッソウたちの逆襲が今まさに始まる。

著者等紹介

深水聡之[フカミサトシ]
1975年、三重県生まれ。関西学院大学院文学研究科日本史学専攻博士前期課程修了(専門は日本中世史)。『妖異の棲む城大和筒井党異聞』(歴史群像新書)で第13回歴史群像大賞最優秀賞を受賞。著書に『犬坊狂恋』(新風舎・第2回祭り街道文学大賞受賞作)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品