出版社内容情報
福島第一原発の事故を受け、次世代エネルギーとして今、もっとも注目されているメタンハイドレートに関する最新研究。
東日本大震災によって発生した福島第一原発の事故を受け、今、脱原発が叫ばれている。そうしたなか、次世代エネルギーの本命として、もっとも注目されているメタンハイドレートとは何か、基本的な情報と最新研究を紹介する。
内容説明
海底に眠る膨大な天然資源。日本はエネルギー大国だった。
目次
第1章 さらば、原子力発電(福島原発事故の衝撃;「原子力ルネサンス」時代 ほか)
第2章 新たなエネルギーを求めて(行き場のない放射性廃棄物;岐路に立つエネルギー政策 ほか)
第3章 メタンハイドレートは安全か(厄介な地下資源、メタンガス;メタンガスがもたらす災禍 ほか)
第4章 メタンハイドレートの開発計画(注目された南海トラフの海底地質;メタンハイドレート濃集帯と確信 ほか)
第5章 メタンハイドレート実用化への道(MH21が始動;確認された十分な資源量 ほか)
著者等紹介
有賀訓[アルガサトシ]
1953年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。文筆業、ジャーナリスト、考古調査士(第A0034号認定)。TV番組制作、週刊誌・月刊誌編集記者を経て、約20年前から徹底した現場取材主義に基づく歴史・自然科学分野の記事を数多く執筆。近年は、南米など広く海外にも取材フィールドを広げた古代史関連記事が注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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