出版社内容情報
発達障害のある子を教育するためにはエビデンスに基づいた教育をしなければならない。そのための神経心理学の入門書。
発達障害のある子を教育するにはアセスメントをとって、どこに遅れと片寄りがあるかを知ることが大切だ。そしてそのエビデンスに基づいた神経心理学的な知見による科学的な教育をしなければならない。そんな神経心理学を学ぶための分かりやすい入門書である。
内容説明
発達障害のある子どもを教育するためにはエビデンス(医療行為において、治療法を選択する際の根拠、診断)に基づいた教育が必要。そのための神経心理学の入門書。
目次
序論 これからの特別支援教育に力を発揮する神経心理学とは(神経心理学の知識を活用して子どもを伸ばす教育を)
基礎編 発達障害のある子どもの置かれた環境と能力、理解のしかたを知る(特別支援教育の現状と不足するもの;神経心理学から発達障害のある子どもを理解する;神経心理学から高次脳機能を理解する;神経心理学から子どもの心理反応を理解する)
応用編 神経心理学で心の機能を知り、発達障害のある子どもの支援に役立てる(子どもに本当に必要な支援をする;子どもを支援する七つの手法;特別支援教育に必要な連携;指導・授業・事例にみる神経心理学的な理解と支援)
資料編(「発達神経心理学的機能評価表」;「発達相談記録用紙」)
著者等紹介
坂爪一幸[サカツメカズユキ]
1957年、新潟県に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得。博士(医学)。臨床心理士、言語聴覚士、臨床発達心理士。長野県厚生連リハビリテーションセンター鹿教湯病院、浜松市発達医療総合福祉センター、浦和短期大学福祉科助教授、専修大学法学部助教授を経て、現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。日本高次脳機能障害学会評議員・編集委員、日本神経心理学会評議員、日本健康医学会理事・編集委員、関東子ども精神保健学会理事、認知リハビリテーション研究会世話人・編集委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
huyukawa
m k