内容説明
天正六年、北条との同盟を裏切り、上杉景勝と手を結んだ武田勝頼は、北条軍の急襲に遭い、その命を落とす。当主を失い存亡の危機に陥った武田家は、勝頼の嫡男で元服前の武王丸を総領にすえ、武田信勝と名乗らせる。奇しくもそれは信玄公の遺言どおりで、武田の正当な後継者がついに誕生した。団結を強める屈強な家臣団、そして信勝とともに元服した織田勝長、真田信幸と信繁兄弟の新世代が加わり、武田の新時代が幕を開けた。風林火山の旗を背負った若き英傑の活躍を描く新シリーズ登場。
著者等紹介
河丸裕次郎[カワマルユウジロウ]
1969年、兵庫県生まれ。『御坊丸と弥九郎』で第12回歴史群像大賞奨励賞を受賞。『新織田戦記』シリーズ(歴史群像新書)にて作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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