内容説明
料理ができれば家内安泰。二人のかけあいから料理がわかる。
目次
1 チャーハン+貝のおつゆ
2 パエリア+グリーンサラダ
3 鰺をおろす―鰺のたたき・魚飯・鰺のあらの赤だし汁
4 だし―一番だし・二番だし・かき玉汁・味噌汁・豚汁・冷やしそうめん・親子丼
5 炒め物―野菜炒め・ゴーヤーチャンプルー・青菜炒め・きんぴらごぼう2種
6 焼く―ビーフステーキ・鮭のムニエル・焼き秋刀魚
7 チキンカツ&野菜スープ+チーズオムレツ
著者等紹介
亀渕昭信[カメブチアキノブ]
1942年生まれの68歳。DJ。元ニッポン放送社長。ラジオ番組の制作者として、また人気深夜放送『オールナイトニッポン』のパーソナリティとして絶大な人気を誇った
土井善晴[ドイヨシハル]
1957年生まれの53歳。料理研究家。「おいしいもの研究所」主宰。“日本の家庭料理の父”と呼ばれた故・土井勝の次男として生まれ、スイス、フランスで西洋料理を学び、大阪の「味吉兆」で日本料理を修業。現代の世にあるべき家庭料理を提唱し続ける、家庭料理のプロ。早稲田大学文化構想学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
14
一年ぶりの再読。あれから一年。パエリアはうろ覚え我流になっているので確認のため。おもてなしパーティー飯のために。が、大きな流れに間違いなし。おこげもちゃんとできました。でも、子供達はチキンをほおばり飯食わず。親たちは食べてくれたけど意味ないじゃんか。来年は出前でピザとるわ。2017/12/26
小鈴
12
子どもが自立するときに持たせたい一冊。きょうの料理や何冊かのレシピ本を見た中でも、土井さんの料理の姿勢と思想が作り方に具体的に反映されているのが語られていてタメになった。計量しながら料理することに慣れていると、レシピがあるため覚えないし、覚えていなければ再現できない。ここで書かれているのは、正確に分量を計って作ることより、要領よく美味しくご飯を炊く方法、ダシの取り方、炒め物、焼き方、ゆで方などのまさに「調理の原理」(195)。それこそが大切だよなぁとしみじみ思う。2016/12/08
むつこ
12
土井さんの語り方が好きな人にはオススメ。ものの本質・基礎がしっかりわかっていれば応用がきく、たとえてみれば調味料の分量だろう。亀渕さんもさすがに話を聞くのがうまく、料理も素人とは思えない器用な人。欲しくなる一冊。2014/08/01
ぽんくまそ
10
鯵の皮を剥きます。生徒「プレゼントするバッグが安物だとばれないようにプライスシールをはがすかんじですね」先生「そのとおりです」。てな調子で。生徒が米も炊いたこともないおじさんなので、なめてかかって読んだら、手を念入りに洗うことから始まり、包丁で切る時は利き手側の足を後ろに引いて包丁と板目を直角にするとか、うわうわ。チャーハンは強火で一気に、は、間違いだとか、米のつけ置きはザルに上げておいておいて水につけないとか、驚きの連続でした。チャーハンこの通り作ったらおいしかったよ!2015/07/18
虹の蛇
3
DJ亀渕さんと料理のプロ土井先生による対談風お料理教室。写真がてんこ盛りだわ、解説は細かいわ、予想以上に丁寧に説明されていました。ページ上部に豆知識や料理のポイント、お二人の調理風景なんかがのっていたり、文中の重要ポイント(ギャグのポイントも含む・笑)が太字になっていたりと読みやすく工夫されているところもうれしい。対談なのでテンポの良い会話がそのまま掲載されており、料理中の楽しそうな様子が伝わってきます。この一冊を読めばきっと料理を始めてみたくなるはず!2012/09/14