内容説明
山本長官自らが考案した主砲発射システムと、大型飛行船、水雷戦隊を総動員した白洲の大胆な戦略によって連合艦隊は米太平洋艦隊に連勝し、アメリカは大幅に低下した太平洋方面の戦力の立て直しを迫られることになった。ヨーロッパでは、クーデターで社会主義革命に成功したスターリンが、不可侵条約を破棄してドイツに猛攻撃を仕掛けていた。アメリカは同盟国であるドイツ、フランスに武器支援を敢行するも、イギリス海軍による海上封鎖と、地中海に派遣された日本艦隊のために、その相当量が失われてしまった。圧倒的な工業力を背景に反撃を目論むルーズベルトに意外な朗報が…。
著者等紹介
大村芳弘[オオムラヨシヒロ]
1959年広島市生まれ。慶應義塾大学卒。本業の切手商を営むかたわら、既存のシミュレーション戦記に飽き足らなくなり、自ら執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 空想より科学へ 岩波文庫