消えた出雲と継体天皇の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054046276
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

なぜ『日本書紀』は継体天皇に関する「出雲」の人脈と有縁の「地」を隠したのか!?著者が満を持して放つ渾身の意欲作。

目次

第1章 継体天皇と日本海(「婿入り」だった?継体天皇;継体天皇は古代日本史のヘソ ほか)
第2章 継体天皇と大伴氏・尾張氏(神武と継体の即位にかかわった大伴氏;継体天皇即位のいきさつ ほか)
第3章 出雲と継体天皇(なぜ天皇家は出雲神を恐れ続けたのか;出雲神に媚びる人々 ほか)
第4章 継体天皇と磐井の乱(復活した日本海;蘇我氏と継体天皇のつながり ほか)
第5章 継体天皇の正体(「東」を仮想敵国とみなした八世紀の朝廷;継体の王家は断絶していた? ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

33
★★★★王朝交替説で有名な継体天皇の出自を検証された一種のレポート作品。従来蛮族として目も向けられなかった東国や北陸に目を向けた作品となっており、当時の政治もからめて壮大な古代史の世界がひろがる。2018/02/17

田中峰和

7
武烈天皇に子がおらず、応神天皇から遡ること5世の子孫である継体天皇が跡を継いだ。戦後の学者たちが王朝交替説を唱えても仕方のない話。著者の歴史解釈が面白いのは、出雲と蘇我氏を軽視する点。出雲はスサノオを祀る神社で、神話でも天照を悩ませた悪者。一方、蘇我氏は天皇家を支えてきた忠臣のはずだが、日本書紀などでは悪役になっている。スサノオと蘇我の祖先を同一とするのが著者の見立て。出雲は国を譲り渡したが、蘇我氏は藤原家に滅ぼされた。応神天皇の妃・神功皇后が卑弥呼殺しの張本人という説も面白い。不敬罪のない時代は楽しい。2020/02/02

コリディ

3
5点。興味ある題材の本だが、いろいろ都合よく解釈し、それほど説得力のある展開にはなっていない。この手の話は、井沢元彦さんが分かり易く、納得性がある。最近科学の進化で古代史がいろいろ見直されている。宮内庁も天皇陵の調査や文書・秘宝などの公開を積極的に進めていくべきではないだろうか。結果的に、万世一系や天皇家の過去の暗部が、つまびらかになったにしても。2022/05/14

琵音

2
継体天皇、日本書紀を読むと最初におんや~と思う記述の天皇です。今でいう血族の5親等なのですが、それが皇統継いでて万世一系ってアリ???と誰でも思うのではないでしょうか。この本ではその継体天皇の出自に迫ります。日本書紀が彼とその側近のことを抹殺し、さらにその側近達の勢力基盤であったのが東国だったということも無視し、東国をまつろわぬ者の国としたのも、そして天武天皇と持統天皇にも関係した論考は非常に興味深いです。2015/01/27

シータ

1
天皇家の系譜を見て、継体天皇は昔から謎の立ち位置だと感じていた。1つ、すっきりしたような気がする。2015/03/12

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