学研新書
一度は拝したい京都の仏像

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  • サイズ 新書判/ページ数 275p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054045903
  • NDC分類 718
  • Cコード C0271

内容説明

古都を訪ねる旅で、心洗われる仏たちに出会う―。平等院・阿弥陀如来像、広隆寺・弥勒菩薩半跏像、蓮華王院・千体千手観音像など、雅びな仏たちはいかにして造られ、仏師たちはどのような思いを込めたのか。長年仏像の修復と研究に携わる著者が、独自の視点で解説し、京都の仏たちの美と信仰の秘密に迫る。

目次

天空から注がれる慈悲のまなざし―、広隆寺弥勒菩薩半跏像
古代の光を放つ堂々たる金銅仏―蟹満寺釈迦如来坐像
艶やかな古代の乾漆像―観音寺十一面観音立像
渦まく呪力と、ほとばしる霊気―神護寺薬師如来立像
空海がもたらした忿怒の群像―東寺五大明王像
翻転する華麗な衣文―宝菩提院菩薩半跏像
五臓を具えた神秘の霊像―清涼寺釈迦如来立像
貴族好みの優美な忿怒像―同聚院不動明王坐像
姿を見せた来世の仏―平等院阿弥陀如来坐像
浄土に誘う天空の菩薩たち―平等院雲中供養菩薩像〔ほか〕

著者等紹介

山崎隆之[ヤマザキタカユキ]
1942年、東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。同大学附属古美術研究施設勤務を経て、愛知県立芸術大学へ。現在、同大学名誉教授。奈良大学、京都造形芸術大学非常勤講師。専門は日本彫刻技法史、保存修復技術(仏像)。文化財保存修復学会(諮問委員)に所属

小川光三[オガワコウゾウ]
1928年奈良県生まれ。仏像写真家。日本画、洋画などを学んだ後、父小川晴暢のあとを受けて文化財・美術出版の専門社飛鳥園を継ぐ。同社社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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