内容説明
子どもを賢く育てるために「家」ができること、全部教えます。学力向上する机があるってホント?子どもを読書好きにする方法は?陰山先生が最新のデータと教師経験から語り尽くす、家庭教育の指南書、決定版。
目次
第1章 子どもを賢く育てる「家」(家は、住む人の生き方や価値観を表している;家族が幸せになるための「基礎基本」とは;玄関は、家の顔! ほか)
第2章 子どもを賢く育てる「暮らし方」(子育てで家が一番効果を発揮するのは、小学校時代;朝は「黄金の時間」!;朝ご飯を抜くと、学力も体力も落ちる! ほか)
第3章 子どもを賢く育てる「家族」(家は、家族の幸せの象徴;日本の母親は苦労している;煮詰まる母子。消える父親 ほか)
著者等紹介
陰山英男[カゲヤマヒデオ]
立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校副校長。1958年兵庫県生まれ。兵庫県公立小学校教諭、広島県公立小学校長を経て現職。中央教育審議会教育課程部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二条ママ
11
図書館本。子どものための家具の選び方から、暮らし方まで、いろいろお勉強になった。生活なリズムの大切さ、習い事は週2回までとか、けど、詳しい内容。家族を大切にして、一緒に成長して行きたいと思われる本だった。読んで良かったと思う。2016/02/11
しぃ
10
子どもの勉強机の置き方や部屋のレイアウトなどを具体的に提案しています。その通りにするのは難しいけれど、どうしてそうしたほうがいいのかをきちんと書いているので参考になりました。子育てにおける重要なスタンスもさらりと書かれています。どの子育て本でもやはり読書は大事だと書かれている。長女の読書は習慣になったと思うから、次女もしっかり習慣にしておきたいな。2016/02/29
kazu_tea
6
『テストで60点取ってきたなら「あと40点分も親がやれることがある」と、楽しみややりがいを感じればいい。』という言葉が心に残りました。2012/08/28
ひの
3
いいこと書いてますが、、、「賢く」するには第一に「読書」と言っているように読み取れる。勿論それだけではないけど…。時間を守る事、整理整頓、父親母親のありかた、人との関わり。しかし読みながら…後半、著者の反省の様なものが増えてくるような…。私がまずすべきことは…片づけよう。。。2017/01/23
あべし
2
「学力低下の本当の原因は、生活習慣の乱れ」 この本の「おわりに」に書いてあった言葉です。 この言葉に出会えただけでも、この本を読んだ価値があるように思います。 この書籍が出版されたのは2010年。そして、この生活習慣の乱れはより深刻になっていると思います。世の中、魅力的なコンテンツに溢れてしまっています。「学校」という限られた場だけでは、質の高い教育は限界があるのかもしれません。 でも、一人一人に確実に力をつけていくために、私たちは工夫し、授業を作り、子どもたちと関わっていくのだと思います。
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