内容説明
義和団の乱に乗じて諸外国に宣戦布告しようとした清朝の西太后が側近の部下によって毒殺された!?北清事変が不発に終わり、ロシアの満州南下はなく、日本はロシアと宥和策を採り、日露英同盟を締結する。これにより日露戦争、第一次世界大戦は起こらず、長い平和の時代が訪れるが、植民地を主体としたブロック経済を目指す日英と、市場開放を目指すアメリカは、次第に経済的に対立の図式を強めていく。昭和12年、ニューディール政策に失敗したルーズベルト大統領は中国の市場を奪おうとドイツ、フランスと手を組んで、なんとか日本に手出しをさせて戦争に持ち込もうとするが…。首相補佐官、白洲次郎がこの難局に挑む。
著者等紹介
大村芳弘[オオムラヨシヒロ]
1959年広島市生まれ。慶應義塾大学卒。本業の切手商を営むかたわら、既存のシミュレーション戦記に飽き足らなくなり、自ら執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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