内容説明
読むと頭に活が入る、心が大きくなる。スーッとわかるお坊さんの知恵。聖徳太子、空海から種田山頭火まで、珠玉の言葉を満載。
目次
聖徳太子の言葉
行基の言葉
最澄の言葉
空海の言葉
空也の言葉
源信の言葉
西行の言葉
法然の言葉
栄西の言葉
鴨長明の言葉〔ほか〕
著者等紹介
綾瀬凛太郎[アヤセリンタロウ]
1958年、福岡県福岡市生まれ。駒澤大学仏教学部仏教学科卒。國學院大學神道学専攻科修了。原始仏教、上座部仏教、密教、禅、チベット仏教、ヨーガ等を研究対象とし、現在は甲州塩山にて惟神生活を送るかたわら、仏教・神道・現代文化論などの分野で執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
96
仏教に一生を捧げた宗教者たちの言葉。非常に良かった。圧倒されたり、勇気づけられたりした。世間に流されずに、自分の信じる道を歩いて行った人たちの言葉には重みがある。最澄と空海の二人の巨頭の言葉には、やはり有無を言わせぬ迫力がある。「愚が中の極愚、狂が中の極狂、塵禿の有情、底下の最澄」と言い切る謙虚さ。「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、我が願いも尽きん」と言う空海の深い優しさ。この二人には只々平伏するしかない。近世の僧の言葉では道鏡慧端の「一大事とは今日只今の心なり」が良かった。今この時に没入する重要さ。2018/05/11
sarie
10
聖徳太子、空海、最澄など有名な人達の残した言葉が書かれたもの。 1つの言葉に対して現代語訳含め1ページにまとめてあり見やすかったです。2016/07/16
きよぽん
3
なんだか読むのに時間を要した。 ちょっと思ったより心に響く言葉が少なかったかな 一休さんの「門松は冥土の旅の一里塚…」 正月だから浮かれてんなよ、また一歩死に近づいてるよって言う戒めの言葉が一番心に引っ掛かりました。2015/11/09
Kavi
1
ちょいと私にはまだ早かったような。これを興味深く読めるようになるのは10年後かも。2015/01/25
いつき
1
探したい言葉があって再読。結局載ってなかったけど、流し読みしたいくつかの言葉に癒された「山水には得失なし、得失は人の心にあり」「愚人の見るは恐ろし。おのれに利欲あれば、人をもその心を以て見るなり」2011/06/12




