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学研新書
たまらねぇ場所築地魚河岸

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054043831
  • NDC分類 675.5
  • Cコード C0236

内容説明

魚をひっくり返すくれぇなら、おめぇがひっくり返れっ!―築地のマグロ仲卸三代目が、自身の目で見た魚河岸の内側、そこで働く愛すべき人々、魚と魚食文化の未来を熱く語る。小気味よい江戸っ子口調で繰り出される、魚河岸で起こった生のエピソードの数々。これを読まなきゃ、河岸は語れない。

目次

1章 築地の人々(築地の素顔;魚河岸の人と仕事;ここでなら生きていける面々)
2章 築地魚河岸の内側(魚河岸の役割;セリの現場;魚河岸の道具)
3章 魚河岸四百年の歴史から見えるもの(魚河岸の歴史、イッキ語り;日本の築地から世界のTSUKIJIへ)
4章 仲卸が語る魚の流通・経済学(「魚っ喰い」が支える魚食文化;一番美味しい魚は一番安い魚;魚にブランドはない)
5章 魚食スペシャリスト検定はこうして始まった(魚を知らない日本人が増えている;魚食は文化だ;魚を絶滅させないために)

著者等紹介

生田與克[イクタヨシカツ]
築地魚河岸マグロ仲卸「鈴与」三代目店主。株式会社国際魚食研究所所長。築地場外小売店「魚河岸野郎」店主。1962年東京都中央区月島生まれ。81年、高校卒業後、家業を継ぐ。以来、築地市場を通じて自然の恵みの尊さ、日本特有の食文化の奥深さを学ぶ。マグロ仲卸業を営む傍ら、講演会や執筆活動、ブログ、テレビ、ラジオ等で魚食文化の普及に努めている。08年11月より魚食スペシャリスト検定を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

1
さらりと読んだ。築地は職場の近くなので時々昼休みとか散歩する。もっと築地について知りたいし、馴染みたい。2012/12/05

壱萬参仟縁

1
Г世界の築地」は外国人観光客により、TSUKIJIとなった(139ページ)。マナーの問題にも苦慮されているようだ。フラッシュのまぶしさでセリに支障が出ること。意外なのは、Г魚は美味しいから高いのではない」ということ(163ページ)。昨年の原発水素爆発では東京湾にも影響が及んだので対応や風評にも難儀したかもしれない。回転寿司ぐらいしか馴染みのな山の中の人からすると、活気あるやりとりは魅力的。外国人もマナー違反をやめて謙虚に接してくれればと思う。2012/08/19

ide

0
口語体の軽妙な文体で築地の様子を紹介してある。最後は自然の恵みや海洋資源に言及している。築地魚河岸に行ってみたくなった。2016/08/24

Koji

0
サクッと読了。とりあえずは、本当に美味しいものを責任を持って消費していくことから。2014/11/23

ゆふいん

0
蛇足かな?と思える箇所も多かったけど、"魚食文化"への熱い思いが伝わってきた本。"小揚"、"軽子"、"荷受"といった築地用語も詳しく説明してあって、参考になった。この本を読んでから、小山田和明「聞き書き 築地で働く男たち」を読めばよかったなあ…。2010/12/15

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