内容説明
魚をひっくり返すくれぇなら、おめぇがひっくり返れっ!―築地のマグロ仲卸三代目が、自身の目で見た魚河岸の内側、そこで働く愛すべき人々、魚と魚食文化の未来を熱く語る。小気味よい江戸っ子口調で繰り出される、魚河岸で起こった生のエピソードの数々。これを読まなきゃ、河岸は語れない。
目次
1章 築地の人々(築地の素顔;魚河岸の人と仕事;ここでなら生きていける面々)
2章 築地魚河岸の内側(魚河岸の役割;セリの現場;魚河岸の道具)
3章 魚河岸四百年の歴史から見えるもの(魚河岸の歴史、イッキ語り;日本の築地から世界のTSUKIJIへ)
4章 仲卸が語る魚の流通・経済学(「魚っ喰い」が支える魚食文化;一番美味しい魚は一番安い魚;魚にブランドはない)
5章 魚食スペシャリスト検定はこうして始まった(魚を知らない日本人が増えている;魚食は文化だ;魚を絶滅させないために)
著者等紹介
生田與克[イクタヨシカツ]
築地魚河岸マグロ仲卸「鈴与」三代目店主。株式会社国際魚食研究所所長。築地場外小売店「魚河岸野郎」店主。1962年東京都中央区月島生まれ。81年、高校卒業後、家業を継ぐ。以来、築地市場を通じて自然の恵みの尊さ、日本特有の食文化の奥深さを学ぶ。マグロ仲卸業を営む傍ら、講演会や執筆活動、ブログ、テレビ、ラジオ等で魚食文化の普及に努めている。08年11月より魚食スペシャリスト検定を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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