内容説明
これからの格差社会を生きる人間力を養うには、小学校からの英才教育が課題となりつつある。急上昇する中学受験率を受け、私立人気は小学校にも拡大。本書では、注目される名門小学校での授業の実際を取材、その教育力を比較する。「お受験」を選択する親子の必読の書。
目次
第1章 変わりつつある私立小学校の存在価値
第2章 名門小学校の授業―伝統校の場合(青山学院初等部―自由闊達さの中で展開される骨太の人間教育;聖心女子学院初等科―美智子皇后を育んだ、凛として飾らないカトリック校 ほか)
第3章 ニューウェーブ私立小をめぐる(カリタス小学校―カトリックながら、教育の独自性はピカイチ;洗足学園小学校―100%中学受験のサポート体制が評価され、人気上昇 ほか)
第4章 私立小“お受験”の実際
著者等紹介
鈴木隆祐[スズキリュウスケ]
1966年長野県生まれ。法政大学文学部日本文学科在学中より雑誌ムックなどの編集、制作、著述を手がけ、現在は週刊誌などを中心に、教育をはじめ流通業など、広い意味でのサービスをテーマとし、多くの記事執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kaz
3
初年度入学金が160万円!!!県内に私立小が1校しかない地方の人間にとって、私立小学校に通わせるという思想がないので、とっても不思議な世界。私立の教育レベルが、公立でも行えるのが理想なんですけどね。2013/03/06
ヨータン
2
確かに最高の環境で勉強できるって、素晴らしいことだけど、その子供に合う学校、合わない学校ってあると思うので、その辺の見極めが親にとって大事だと思います。もちろん、子供を私立に入れるだけの経済的余裕があっての話ですが。2013/03/23
クラベル
1
人を人として育てるには、ビジョン、方針が必要。紹介されたそれぞれの学校にはっきりした理念、方針がある。その、理念や精神に根ざした授業が、素晴らしい。家庭にも、子どもを育て上げる上でのビジョンや精神が必要不可欠。2012/01/15
ねええちゃんvol.2
0
★★☆☆☆ 私立小学校の授業内容について2010/04/21