内容説明
米太平洋艦隊の反撃作戦が整った。第２任務部隊ハルゼー中将、第１６任務部隊スプルーアンス少将、第１７任務部隊フレッチャー少将の三個機動部隊で空母９隻、さらに上陸部隊として海兵隊も加わった万全の態勢の下、攻撃目標をウェーク島とマリアナ諸島とした。しかしこの作戦を立案したキング米海軍作戦本部長の真の狙いは帝国海軍機動部隊の殲滅にあった。一方、米海軍の動きを察知した帝国陸海軍は改装戦艦伊勢・日向を中心としたマリアナ作戦部隊と第一・二潜水戦隊の伊号２０隻を出撃させる。また、平成の時代から時空転移してきた大滝の発案により、戦後の世界経済で主導権を握るという展望の下、希少元素の宝庫であるニューカレドニア占領にむけて密かに連合艦隊の主力をニューギニアのウエアクに集結させ、米機動艦隊を迎え撃つ。
著者等紹介
羅門祐人［ラモンユウト］
昭和３２年生まれ、福岡県出身。平成元年に『時航惑星ガデュリン』（角川書店）でデビュー。シム・シビライズ（仮想文明）をテーマとした作品群は独自の世界を構築し、多彩な広がりをみせている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ねんこさん
2
歴史を変えれば変えるほどに制御困難になっていく。わかった上で故意にそういう物語にしているのだろうけど、着地点が見えない。2016/08/19
Meistersinger
0
長引くと（作品的に）泥沼だなぁ。愚連艦隊が一番好きだな2008/07/04
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