内容説明
壮大な聖書の物語を凝縮した決定版。
目次
第1部 旧約聖書(神と最初の人間たちの物語;古代イスラエルの歴史;預言者たちの物語;神に試された人たちの物語)
第2部 新約聖書(イエスの生涯;イエスの弟子たちの物語;イエスに魅せられた人たち;聖書の預言と奇跡)
著者等紹介
月本昭男[ツキモトアキオ]
1948年、長野県生まれ。1971年、東京大学文学部卒業。現在は立教大学文学部キリスト教学科教授。日本宗教学会理事、日本旧約学会会長なども務める
山野貴彦[ヤマノタカヒコ]
1976年、東京都生まれ。立教大学文学部キリスト教学科卒業。現在、立教大学大学院文学研究科博士課程在籍
山吉智久[ヤマヨシトモヒサ]
1978年、静岡県生まれ。立教大学文学部キリスト教学科卒業。現在、立教大学大学院文学研究科博士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
63
「旧約聖書」「新約聖書」とはどう違うのか、ユダヤ教とキリスト教はどう違えていったのか。漠然とした知識では様々なことをより深く知るのに矢張り多くが足りないと感じたり、より美術を楽しむため、宗教学としての興味もあって聖書を少しずつ知っていきたいとまずは入門的な本から。聖典の成り立ちはもちろん、天地創造、失楽園、ノアの箱舟、バベルの塔、十戒、カインとアベル、約束の地、原罪とは何かなど、知りたかったところが網羅されていて今まで読んだ本のおさらいもできる入門編良書。2018/07/09
吉田あや
53
世界の宗教学を今年は勉強したくて、まずは「旧約聖書」「新約聖書」を読み進める前に前回入門書としてすごく分かり易かった本書を再読。イスラエルやユダヤの始まりの基礎の基礎が簡潔にまとめられていて分かり易いと云っても膨大な人物と歴史の流れなので、まだまだ何度も再読しながら勉強していく指針になってもらいたい最高の入門書。旧約聖書39書、新約聖書27書を少しずつ読み進めながら、預言の齎す影響や、争い事の根底などの世界情勢を学んでいきたい。2024/01/14
タクヤ
0
キリスト教の歴史。教徒がもっとも多いと言われるキリスト教。こんなに奇跡が起きれば教徒が多いのも納得がいく。宗教に興味はないが、人を惹きつけるイエスには興味が湧いた。2013/09/01
AliNorah
0
イエスがなぜ磔刑にあったのか、最後の審判とは何かがよくわかった。2013/07/07