内容説明
神道の神、修験道や仏教の神、そして道教の神や地方ごとに特有の神々…。日本の神さまは実にヴァラエティーに富んでいる。本書は、日本人が古来拝みつづけてきたそうしたさまざまな神々のご神徳・ご利益・由来を神典や仏典にのっとって詳細に解説した、初めての図典である。
目次
第１章 日本人と神さま―山川草木すべてに宿る霊妙にして不可思議な力
第２章 記紀に登場する主な神々―時代を超えて読みつがれる『古事記』『日本書紀』
第３章 霊山にすまう神々―生活のよりどころであり、神秘な力に満ちた山々
第４章 神になった人々―傑出した人物を神と崇め、その力を分けていただく
第５章 暮らしのなかの神々―人間の世界と背中合わせに息づく神々の世界
第６章 日本全国一の宮ガイド―全国の国ごとに最も有力な神社を選ぶ
著者等紹介
三橋健［ミツハシタケシ］
１９３９年、石川県生まれ。國學院大學神道文化学部・同大学院教授。博士（神道学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
14
多神教がベースにある日本ですもの、もうすべてが神様。最初にだれが出てくるのかな？と興味津々。へえ、知らなかった！でしたが、秩父神社様は友人の仏画家が修復を担当した壁画を見にお邪魔して、その素晴らしさとニホンミツバチへの愛情ににっこりしたっけ。図書館で借りたんですが、朝パッと開いて、そのページの神様を読んでお祀りされている神社を調べていったらすごく楽しいかも。2016/01/23
蒼
2
左には絵や写真が載ってあり、右には主な説明。時系列や神格の紹介もされており読みやすかったです。2013/01/28
くみくみ
0
◎2017/10/16
ふみ～
0
◆日本の神様について、広く＆それなりに深くまとめた本。巻末の一の宮リストがお参りに便利。◆自分にとって初出の言葉を調べると更に知識が深まってよい。◆気になって調べた単語は「天神・地祇」「袍」「指貫」「梛」「ハマの大魔神社」「日本三大仇討ち話」「世界三大提督」「養蚕業」「アミニズム」◆と、ここから分かるように、日本の神様について知ることで色々な知識の幅が広がって面白いのではないかと思う。2012/06/08
ななちよ
0
卒制用。メインは日本神話の神々。左に図版・右に説明という形が一貫しているのでとても読みやすい。時間系列にそって紹介もされているので関係性も把握しやすかった。2011/10/07
