内容説明
徳川家康の策略により、豊臣・伊達の両軍は、設楽ヶ原で戦端を開いてしまう。戦闘は激化し、豊臣軍は痛手を被り、利あらずと近江へと退却、伊達軍も大きな損害を受けた。一方、徳川軍は両軍が疲弊したところを討つべく浜松城を出陣する。しかし、羽柴秀次の軍勢に阻まれこれを断念。そこで家康は伊達との同盟を画策する―。勢いに乗る伊達・徳川、起死回生を狙う豊臣、暗躍する真田、そして中立を貫く上杉―動乱の覇者がついに決まる!シリーズ完結編。
著者等紹介
神尾秀[カミオシュウ]
1979年1月9日に生まれる。國學院大学卒業。2003年、『真田弾正忠幸隆』で第9回歴史群像大賞佳作を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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