内容説明
「戦艦でハワイをやれないものだろうか」。すべては、連合艦隊司令長官・山本五十六のその一言から始まった。1942年1月25日、アメリカ軍のマーシャル諸島襲撃によって、ついに太平洋戦争が幕を開ける。同日、山本の意を受けた帝国海軍中将・小澤治三郎率いる第三艦隊がハワイ・オアフ島を目指して密かに出航。旗艦は戦艦「大和」。基準排水量64,000トンの巨体で、主砲口径46センチにもなる3基の3連装砲を装備。さらに新式酸素魚雷を装備した新鋭戦艦が、「殴り込み作戦」と呼ばれる真珠湾奇襲作戦でその威力を発揮する。
著者等紹介
荒川佳夫[アラカワヨシオ]
1969年、広島県生まれ。少年時代、現在でも趣味の一つである模型製作を通じて、軍事に興味を持ち始め、中~高校生時代はシミュレーション・ゲームにはまりこむ。やがて、作家を志して、アルバイトのかたわら執筆活動を続ける。『翼持つ龍のように』で第三回歴史群像大賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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