内容説明
動物行動学に基づいて、食事やトイレなどのしつけに関することから、「ひげの不思議」「出産と子育て」「病気と健康」「大好きな遊び」「子ネコの話」…など、ネコの行動や生態をリサーチし、彼らが発するサインを具体的に解説。ネコを観察する(=仲良くする)ときのヒントやコツ、知識がいっぱい。
目次
第1章 ネコっていったい…?(ネコが人間の同志になった時…;二つの仕事 ほか)
第2章 ネコに好かれるための大作戦(誕生から目が開くまで;明るい部屋から明るい子ネコ ほか)
第3章 ネコのカラダ、行動のヒミツ大解剖(口からウンコ?;心配な吐き戻し ほか)
第4章 ネコを中心に楽しい暮らし(子ネコの憂鬱;ネコはシャンプーが嫌い? ほか)
第5章 ネコのありがたさ(短いしっぽは宝物;追想『子猫物語』 ほか)
著者等紹介
石川利昭[イシカワトシアキ]
1950年、北海道名寄市生まれ。1972年、開国したムツゴロウ動物王国に参加。犬、猫、馬だけではなく、キツネやアザラシ、野鳥など、原野の生き物たちのレスキューにも、夫人のヒロ子氏とともに中心となって活動する。国王の畑正憲氏(ムツゴロウさん)を補佐し、王国の生き物との暮らしを楽しむ一方、彼らの命を科学し、その不思議の解明にあたってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぎねえ
7
図書館でタイトル借り。作者を見て(作者名の横に小さく「ムツゴロウ動物王国」とあります)懐かしくなりました。見てたなー、ムツゴロウさんの番組。確か本も読んだ。作者がそこでどんな風に猫と暮らしていたか、ある程度は知っている(控え目に言って猫まみれ)。あの石川さんが書いた猫の本なら、という安心感は当りでした。猫溺愛本、ではなく、長く猫と暮らしてきた人が猫を紹介してくれる本。終わりの方に書かれた、猫が好きですかと問われて困惑して絞り出したという答えが、あーそうそうめっちゃ分かるー!で勝手に同志気分になった一冊。2018/09/13
にゃおん
7
なるほど、著者の石川さんは、ムツゴウロウ動物王国関係者だったのですね。1000匹の猫と触れ合ってきた・・・と豪語するだけあって、説得力バリバリありまくりです。塩分過多になるからと与えてこなかった「煮干し」・・・与えてみようかなぁ。2013/05/01
おこげ
2
猫の為にいいと思っていた事が実はよくなかったり。煮干しが猫にはいいのか、買ってこよ。2013/05/31
Humbaba
2
ネコは犬よりも周りに関して気にしない生き物である.そのため,狭い場所に多く飼うことも可能である.また,食べてはいけないものをしっかりと認識しているので自由に食べさせたとしても体をこわすことは基本的にない.2010/05/13
hane_mono
2
ねこのごはんについて、あらためて考えてみようと思う。ねこがおいしいものって実際のところなんなんかな。2010/03/07