内容説明
刀・拵の各部名称から鑑定用語、刀工、名刀伝までイラスト・写真満載の用語事典。
目次
第1章 刀の種類
第2章 拵(外装)の種類
第3章 各部の名称と表現
第4章 造込みの種類と刀身各部の詳細
第5章 拵各部の詳細
第6章 刀剣製作の実際
第7章 刀工と鐔工
第8章 位列・業物・鑑定
第9章 手入れと保管
第10章 刀にまつわる言葉・慣用句・ことわざ
第11章 名刀伝
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ほりちゃんの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
28
難解な解説書の副読本や鑑賞の手引きとして日本刀を分かり易く説明した入門書。前書きでは初心者向けの入門書となっているが、私からすると結構難しい言葉やテーマも多い。凄いボリュームで、情報の波に飲みこまれた。確かに用語や歴史などの説明は凄く懇切丁寧なのだけれど、初心者には細微すぎるところまで網羅しているから、逆に何を覚えてどう活用すれば良いのかに悩む。むしろこの先ずっと横に携えていく辞書として長きにわたって使いたい。いつかここに書かれている内容を当たり前の基礎的なことだと感じる日が来るのだろうか。頑張ろう。2019/03/15
mahiro
11
この頃の刀剣ブームのおかげでとてもわかりやすい事典がでた、特に地鉄の鍛え肌や刃中の沸えや匂いなどが写真入りでわかりやすく説明してあって良かった。刀剣制作の過程や有名な刀工達、刀の差し方、刀にまつわることわざまで網羅されている。試し切りの部位の図を見て刀剣は単なる美術品では無く人を殺傷する武器でありその美も実用と機能性を追求した故の物であった事に改めて思いを致し粛然とした気持ちになった。2019/11/16
夜行ぬえ
3
図書館 監修の刀屋さんはあの銀座で一番目立ってる所…? 刀剣ブーム前の本だからかかな…なり細かく用語解説とかがあるのが嬉しいけど説明不足も多くて…粟田口一派が平安だったり鎌倉だったり【貞次】の項目が二つあって両方に同時代の恐らく別の貞次について解説があったり… 学研編集者さーん… 他の大多数の「付け焼き刃(笑)で書いたよ!」て本と違ったと思います2015/10/22
行加
2
「とうらぶ」をプレイする程ではないけど、日本刀の擬人化は気になるので、借りましたwww ほんとだ!「へし切り」とかある!www2015/05/16
NOB
1
時間とお金にはかぎりがあるので、刀剣乱舞にははまらないようにしている。実家にモデルガンや木刀、サンドバッグはあったけど、模造刀はさすがになかった。西洋の刀とはまた違う発展を遂げた刀だが、人を殺傷しうる武器とはいえ美しい。2017/04/15