内容説明
四季、フィガロの結婚、第九交響曲、幻想交響曲、詩人の恋、ラ・カンパネッラ、椿姫、白鳥の湖、モルダウ、展覧会の絵、新世界交響曲、牧神の午後への前奏曲、ボレロ、春の祭典、ほか、コンサートの定番曲を厳選。写真とイラスト満載で、名曲の背景、聴きどころがひと目でわかる。
目次
バロックの名曲
古典派の名曲
前期ロマン派の名曲
後期ロマン派(~国民主義)の名曲
世紀末の名曲
著者等紹介
加藤浩子[カトウヒロコ]
東京生まれ。慶應義塾大学大学院修了(音楽学専攻)。大学講師、音楽物書き。オペラと古楽を中心に執筆活動を行い、音楽ツアーの企画同行もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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舞
9
名曲がわかりやすく解説されています。クラシック初心者にはオススメです。そうじゃなくても、もちろん!参考になります。それぞれ聞きながら、読むのもいいですよ。2017/11/05
くまこ
8
《図解よくわかる》シリーズとコンセプトは同じ。クラシックに関連する絵画と写真が豊富で、例えば、ウジェーネ・ドラクロワの描いたジョルジュ・サンドとショパンの分割された二枚の絵とか、映画『さよならをもう一度』(原作はサガン『ブラームスはお好き?』)の1シーンのショットとか、イケメンだった若い頃のブラームスの写真とか、とてもよかった。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が、マリリン・モンロー『七年目の浮気』に使われていたというのは初めて知った。『逢いびき』と一緒に鑑賞してみよう。2013/07/09
ニョンブーチョッパー
3
★★★☆☆ 絵画や写真、図解など多数で、あまり詳しくな人にとっても読みやすい一冊になっている。基本的に、一人の作曲家1曲のラインナップになっており、若干の飢餓感が否めないけれど、そこも巻末の「付録:名曲一覧」で結構カバーされている親切設計。2024/07/29
脳疣沼
2
薄くてよい。初心者向けとして、とても良いつくりになっている。2015/10/21