出版社内容情報
慶長15年、第二次関ヶ原合戦で父・家康を破った結城秀康は京に関白政権を樹立。家康は南光坊天海を遣い各地で謀略を仕掛け、捲土重来を画策する。満を持して秀康との再対決を挑んだ家康だが、尾張の地で追い込まれ本陣を包囲され絶体絶命の窮地に陥ったが…
内容説明
慶長15年、第二次関ヶ原合戦で父・徳川家康を破った結城秀康は京に関白政権を樹立し、江戸・駿府の将軍政権と対峙するに至った。どちらが最終の勝者になるのか―その鍵は旗幟を鮮明にしない中国の池田、毛利勢の攻略にあった。家康は両国へ希代の謀略家・南光坊天海、秀康は真田幸村を遣わし、凄絶な謀略戦を繰り広げる。隠密裏の戦いは一転、二転しながらも秀康が中国を掌握し、優勢となった西軍は東軍勢力を各地で包囲した。その救援に出馬した家康は秀康とふたたび対決するが、寡勢の東軍は敗走を重ね家康は尾張近くの小山に逃げ込み完全包囲され、絶体絶命の窮地に陥った…。傑作戦国シミュレーション。
著者等紹介
小泉俊一郎[コイズミシュンイチロウ]
1947年、福島県福島市生まれ。山形大学人文学部経済学科卒業後、出版社勤務を経てフリーとなり、出版、放送、広告・広報の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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