出版社内容情報
関ヶ原合戦から8日後、再挙兵した石田三成が東軍に勝利、西軍総大将・毛利輝元もついにこれに味方することを決意した。一方、敗戦に動揺する徳川家康は再起に向け胎動、そこへ西軍二万五千の南都進軍と、秀頼大坂出陣の噂が――。東西決戦の行方やいかに?
内容説明
関ヶ原合戦から8日後、再挙兵した石田三成が毛馬にて東軍に勝利すると、曖昧な態度をとり続けていた西軍総大将・毛利輝元も遂に腹を括った。毛利の外交僧・安国寺恵瓊による調略の効果も出始め、三成より今後の策が披露されると、大坂城の西軍は初めて一つに纏まったかに見えた。一方、宿敵・真田昌幸の出現に一時は動揺した家康であったが、調略合戦による戦の長期化を見越して、西軍に新たな足枷を嵌めるべく動き出した。そこへ西軍2万5000の南都進軍と、ある筈のない秀頼大坂出陣の噂が―。それは、この戦をただ一人短期戦ととらえる稀代の謀将・真田昌幸の策の始まりだった。
著者等紹介
村田昌士[ムラタショウジ]
1967年、神奈川県生まれ。『真田異戦記』にて第9回歴史群像大賞佳作受賞。現在、歴史分野を中心に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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