出版社内容情報
上杉討伐の途上、上方で叛旗を翻した石田三成に対処すべく西上を開始した徳川軍を、川中島にて破った上杉軍。しかし勢いを盛り返した徳川方に、本領・越後の間際まで押し返されてしまう。直江兼続の挽回なるか? その鍵は盟友・真田昌幸が握っていた!
内容説明
「天下三分の計」成功の余勢を駆い、慶長六年、上杉軍は関東へ進出を果たしていた。しかし、関ヶ原で対峙していたはずの徳川家康と石田三成は、あろうことか和睦を締結。家康の策謀に乗せられ北陸へと向かった三成勢と、上杉家の盟友・前田利長は、手取川で交戦する。一方、関東に引き返した家康であったが、再三にわたり上杉勢を攻めあぐむ。そこで家康は、前田・上杉同盟の壊滅を織り込んだ上で、いったん矛先を大坂の豊臣家へと移す。直江兼続と、家康の術中にはまり窮地に陥る三成は、はたしてどんな対抗策を。
著者等紹介
神尾秀[カミオシュウ]
1979年1月9日に生まれる。国学院大学卒業。2003年、『真田弾正忠幸隆』で第9回歴史群像大賞佳作を受賞する
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