出版社内容情報
関ヶ原合戦後、戦国諸将の人望を集める結城秀康の存在に危機感をもった家康は我が子に刺客を放つが失敗。これを機に秀康は徳川政権打倒を決意し、ついに父・家康と激突。父と子の相剋と、いまだ天下を狙う諸将の思惑が入り乱れ、第二次関ヶ原合戦が勃発!!
内容説明
徳川家康の実質的な長子でありながら豊臣秀吉の養子に出され、後継の座を外された結城秀康。慶長五年の関ヶ原合戦で秀忠の失態がありながらも勝利を収めた家康。しかし、その後も、織田信長の再来と謳われ戦国諸将の人望を集める秀康の存在に危機感を募らせた家康は、我が子に刺客を放つが失敗。この暗殺未遂を機に秀康は徳川政権打倒を決意する。九度山に蟄居する真田幸村を密かに呼び寄せ、我が意を語り、徳川方の中枢にも楔を打ち込む…。機が熟したとみた結城秀康は天下の新構想を賭けて家康と激突。決戦場はふたたび関ヶ原。いまだ覇道を狙う猛将たちをも巻き込んだ第二次関ヶ原合戦が勃発。
著者等紹介
小泉俊一郎[コイズミシュンイチロウ]
1947年、福島県福島市生まれ。山形大学人文学部経済学科卒業後、出版社勤務を経てフリーとなり、出版、放送、広告・広報の分野で活躍中
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