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慶長五年七月二十五日、家康は、上杉征討軍を白河口から侵攻させた。しかし、自軍劣勢に動揺した秀忠は、直江兼続の計略に嵌り、壊滅した。家康敗れるとの報を受けた大坂城に、西軍諸将が結集。家康打倒を目論み、東海道、東山道二手に分かれ、東下を開始。多大な犠牲を払いながらも、奥州街道、東海道を大返しした徳川軍は、西軍(東海道組)と三方ヶ原の地で激突した。家康の恫喝による小早川の裏切りで、東軍は勝利し西上を開始する。東山道組と合流した西軍が追撃してくる報せを受けた家康は、急遽関ヶ原での野戦決戦を決め、笹尾山に本陣をおく。この関ヶ原決戦を前に、黒田如水が策動する。果たして、西軍の黒幕とは!?そして、史上最大の乱戦の最後の勝利者とは。
著者等紹介
宇佐美浩然[ウサミコウゼン]
学習塾、模型店、ガレージキットメーカーの経営を経て、1996年、『神秘の世界・エルハザード』のノベライズ、『エルハザード幻書伝・翠の書』で小説家デビュー(桑原忍と共著)。2001年、『王道三国志』学研『第七回・歴史群像大賞』の佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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