出版社内容情報
光秀、勝家、家康が繰りひろげた関ヶ原合戦は、すでに落命していると思われていた信長嫡子・信忠の出現で、予想外の展開となった。織田信長亡き後の天下を統べる者は、果たして誰か? 光秀は主君の遺志を継いで、天下布武を実現することができるのか!?
内容説明
関ケ原における明智、柴田、徳川の三つ巴の対峙から、家康勢を崩壊させたのは、織田家の旗印を掲げた信忠の進軍だった!信長の二男・信雄を傀儡化し、天下布武を完遂せんとする光秀の前に、信長の嫡男・信忠が血筋を盾に立ち塞がる。信忠は、密かに安土城の信雄と接触を図る一方で、細川幽斎らを使った前代未聞の朝廷工作を敢行。光秀を絶体絶命の窮地に陥れる!はたして最終決戦を制し、天下を統べる覇者となるのは、織田家の正統な家督・信忠か!?信長の真の遺志を継ぐ光秀か。
著者等紹介
坂上天陽[サカウエテンヨウ]
1978年愛媛県に生まれる。高等専門学校在学中に書いた長編小説『天翔の謀』が、第六回歴史群像大賞優秀賞を受賞
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