真夜中の手紙―怪奇探偵の超常レポート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054028227
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

出版社内容情報

怪奇探偵・小池壮彦のもとには日々、多くの人たちから心霊事件や奇妙な出来事にまつわる報告・相談事が舞い込んでくる。小池は、実際に現地へと赴き、現場検証・聞き込みなどから浮かび上がってきた哀しい事件や因縁を明らかにしていく。

内容説明

一通のメールが恐怖へと誘う。

目次

娘が見たもの
おまえも連れていく
蔦の絡まる家
怪奇ルポルタージュ1 伊勢神トンネルに出る幽霊の正体
暗黒取材ノート(1) 見殺し少女・アリサの告白
車椅子の少女
サイボーグ街
奥座敷の人々
秘密の墓苑
怪奇ルポルタージュ2 羽田空港 祟りの大鳥居伝説〔ほか〕

著者等紹介

小池壮彦[コイケタケヒコ]
1963年、東京都に生まれる。幽霊事件の社会史的背景を研究し、事件ルポの執筆、怪奇ドキュメンタリーの企画制作などを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

哉-sai-

1
自身に寄せられた奇怪な出来事や事件の背景を調査、研究、検証した現場ルポをまとめた1冊。《怪奇探偵》シリーズ。*伊勢神トンネル、羽田の大鳥居、ホテルニューオータニの3つは比較的有名な話だけど、その背景は結構知らなかったかも。特に羽田の事実は怖い。日本独特な事件だよね。。『真夜中の手紙』の話もみな怖い。こんなのあるの?と信じられない気持ちと、実際に見てみたい興味と半々。。『暗黒取材ノート』はもう怖すぎ!人間の底知れない怖さを感じる。心霊や怪談も怖いけど、人間の怖さは格別。。調査や検証できる小池氏は凄いわ。2014/11/17

澤水月

1
05年刊を再読。羽田の鳥居、ホテルニュージャパン(→プルデンシャルタワー)など超有名昭和の怪奇スポットの「その後」詳細ルポ。ほか、読者からのメールや手紙を元に遭遇する顔の変わる女や胎児を巡る闇の話なども初読時から忘れがたい文学的小品。プルデンシャルと六本木ヒルズの話が混じっているのが整理不足な感あれど、回転ドア死亡事故、胎児発見後もその後多々ヒルズを巡り起きた事件を考えると実に感慨深い2011/01/17

蒟蒻パウダー

0
鳥居の話が良かったです。ただの偶然とも取れるけれど実際はどうなんでしょう…。2014/11/09

吉田

0
狂った女の子がよく出てくるなあ。しかしこの作者、呪われたっぽい遺品のテープをぶっ壊しちゃったりと、すごい怪談ハードボイルド作家。2009/03/12

まい

0
ちぐはぐな会話で実話感が強調されてた。 現実の会話ってそうだよね、とは思ったけど、イライラしてしまいました。 資料にあたって大きな怪異を調べる本編よりも、メールや手紙に対して話を聞きに行くパートの方が怖くて面白かった。2023/11/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/444949
  • ご注意事項

最近チェックした商品