出版社内容情報
第14回北九州市自分史文学賞大賞作品。戦後の高度経済成長を支えた八幡製鉄所および零細印刷所を舞台に繰り広げられる青春群像。過酷な日々の労働、夜間高校通学、盛り場での男女の出会い、恋愛と結婚~。これらを通し「生きるとは何か」を描いた感動作品。
内容説明
定年を迎えた著者が、新日鉄八幡製鉄所時代の想いを綴った本。第14回北九州市自分史文学賞大賞受賞作。
目次
筑紫印刷所
鉄を造る人びと
著者等紹介
田口潔[タグチキヨシ]
1949年、福岡県東筑高等学校入学、翌年、自主退学。55年、同・八幡高等学校(定時制)卒。57年、八幡製鉄所入社、87年、新日鉄君津製鉄所退社。北九州市文芸同人誌「日曜作家」同人。『製鉄所のある町―高度成長期を支えた八幡の青春群像』で、第14回北九州市自分史文学賞大賞を受賞
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