歴史群像新書
真田異戦記〈1〉洛中電撃作戦

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  • サイズ B40判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054022546
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

「家康を奪取する!」――関ヶ原より十一年。秀頼との二条会見の裏に隠された、家康の大坂討伐計画を知った加藤清正らに、真田昌幸が、徳川殲滅の奇策を授けた! そして・・・京洛、淀、伏見の三方面決戦で、乱世の火蓋が、今、切って落とされた!   

内容説明

関ヶ原より11年。秀頼との二条会見の裏に隠された、家康の大坂討伐計画を知った豊臣恩顧の将―加藤清正、浅野幸長らに、九度山より現れし真田昌幸が奇策を授けた。それは寡兵をもって家康に勝利してきた真田の、徳川殲滅策の始まりであった。高台院を介して密かに動きだす黒田長政ら豊臣七将。続々と入京する徳川の大軍を前に、真田幸村が仕掛ける罠…。京洛、淀、伏見の三方面決戦で、真田乱世の火蓋が切って落とされた。

著者等紹介

村田昌士[ムラタショウジ]
1967年、神奈川県生まれ。本作にて第9回歴史群像大賞佳作受賞。現在、歴史分野を中心に執筆活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

psychicer

1
出だしはさすがに衝撃的だったが、読んでてなるほどなと思った。関ヶ原の戦いで東軍に勝利をもたらしたのは、土壇場で西軍を裏切った小早川秀秋ではなく、加藤清正・福島正則など、豊臣子飼いの大名を西軍ではなく東軍につかせた高台院北政所だった、彼らより石田三成のほうがはるかに豊富秀頼に対しする忠誠心が高かった。この辺は全くもって頷けるが、真田の策略となった紙片を、なぜあのタイミングで京都所司代・板倉勝重の三男、板倉重昌ごときが持っていたのかがよくわからない。まあなんか考察と設定がおかしいような気がするが、話の大筋はは2011/11/10

二分五厘

0
2004.2.3

ふり

0
歴史群像の中で一番好きなシリーズ。初まりがなかなかありそうでなかった年代で、つかみが本当にバッチリ。その場ならではの変わった戦術があったり、男というより漢の戦いがよく書かれている。個人的には地の文や描写が格好いいと思う。あと、この人の書く家康は、悪逆非道っぷりが凄まじい傾向があったりもする2013/08/30

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