出版社内容情報
日本のネイチャーフォトの元祖的写真家である栗林慧が３０年かけて記録してきた、驚くべきゲンジボタルの生態全記録。産卵から、幼虫、蛹、成虫と各ステージにおける貴重な瞬間が多数記録されている。学校、ホタルの保護活動に人には必携の書。
内容説明
昆虫生態写真の第一人者・栗林慧がライフワークとして追い求めてきたゲンジボタルの一生。
目次
闇に舞う光
結び合う光
光るたまご
水底を這う光
上陸する光
飛び立つ光
著者等紹介
栗林慧［クリバヤシサトシ］
１９３９年、中国大陸に生まれる。東京綜合写真専門学校で写真技術を学び、独自の工夫によって昆虫スナップカメラを開発、昆虫の超接写技術を確立する。１９６９年よりプロの生態写真家となった後も、センサーによる自動撮影装置、超高速ストロボ装置、虫の目レンズなどを開発し、独自の昆虫生態写真を発表してきた。ビデオによる撮影にも力を入れ、ＮＨＫの生物番組などで多数放映される。写真展『蛍』で１９７９年度伊奈信男賞受賞、ビデオ作品『草間の宇宙』で第４１回日本科学技術映像祭内閣総理大臣賞を受賞、『栗林慧全仕事』（学研）で日本写真協会賞年度賞受賞（平成１４年）
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