出版社内容情報
核施設の技師エアリアル・ベインは、自らの家系にまつわる謎の文書を相続した。そこに記されていたのは、聖書の時代にまでさかのぼる一族の秘密だった。キリストの聖遺物、ナチス、ローマ帝国がからむ魔法の輪とは何か? 驚愕の大長編オカルト・ミステリー!
内容説明
ヨーロッパに飛んだエアリアルは、古文書の謎を解く鍵を握る人物たちと対面した。彼らが語った内容は、古代の巫女やイエス、聖杯、シャムバラ、果てはナチスにまでまつわる奇怪な事実だった。やがて、この世を覆す力の真実が明らかに…。多重構造にて展開する傑作長編ミステリ。
著者等紹介
ネヴィル,キャサリン[ネヴィル,キャサリン][Neville,Katherin]
1945年、セントルイス生まれ。急成長期にあったコンピュータ業界で活躍、エネルギー業界のコンサルティングも手がけた。その後、バンク・オヴ・アメリカの役員、画家、モデル、CMフォトグラファー等を経験
大瀧啓裕[オオタキケイスケ]
1952年、大阪生まれ。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノメ
2
歴史上の人物をからませ、博識をもって物語を進めていくが、結論がなんとなく物足りない。2015/06/10
tama
2
図書館本 上巻で気持ちが萎えかけてたが、下巻では必死にならないと読み進めない~。謎の部分も「えっ これだけ!?」。半村良さんの「石の血脈」に比べるとどーしよーもないお子様作品でした。こりゃあいかんぜ!2013/04/20
saimoon
2
読んだの私1人か!(ぎゃあ)微妙に稚拙。うっかり相続した命を狙われる程の「ものすごいモノ」を追い求めつつ、本能的な感情に流されてる主人公の話に、キリストが生きている頃の話が差し込まれる。何のことやらと思っていたのは最後に明かされるとはいえ、それまでの繋がりが薄すぎて双方独立した話にしか見えず、どうにも読みにくい。主人公サイドの話は盛り込みすぎて、リアルからほど遠く超絶イケメンや超絶美女ばっか出てくる。盛り込んでオチを読みにくくしようとしたのかなって気がしなくもないが、盛り込みすぎてぼやけた感じもする。この2010/05/10
imcool
1
うーん。で?っていう感じだけど自分の読解力不足のせいかもしれないし。。そういえば、これ借りるときにちょっと英国からずれるけどいいか、って思ったんだけど途中「ブーディカ」出てきてやはりそこ読まなきゃならないのか。今はまだ読む気がしない。いつか。2017/10/04
masia
1
ネタ的には面白いと思うものの、どうにも話に入り込めなかった。ケイト・モスの「ラビリンス」を思い出させるが、あっちの方がぐいぐい話に引きつけられた。2010/10/06
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