出版社内容情報
昭和13年、帝国は50万トンの戦艦を竣工させた! 46センチ主砲実に45門、2枚の飛行甲板までをも有する巨大戦艦、対米戦争抑止を企図して建造された海の要塞「土佐」は、しかしその存在ゆえに対米戦突入を招いてしまったのだった!
内容説明
昭和17年4月。米軍はマーシャルに来襲、内南洋部隊は甚大な被害をこうむった。さらに猛将ハルゼー率いる、新鋭モンタナ級戦艦群が「土佐」を狙う。マリアナ沖海戦の傷も癒えぬ聯合艦隊はミッドウェー作戦を決定。今や救国の英雄となった「土佐」にも出撃命令が下るが、先の戦闘の結果、意外な弱点が発覚していた…。出るか分火射撃、新長官・南雲忠一の作戦やいかに。
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
1968年、東京生まれ。独協大学経済学研究科修士課程を修了後、テクニカルライターを経て、本格的に小説を書きはじめる。『決戦!津軽海峡』(KKベストセラーズ)でデビュー。現在に至る
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