出版社内容情報
西上を再び開始した武田軍は西美濃に進撃する。それに対し織田信長は、関ヶ原を武田軍迎撃の最終舞台に選んだ。信忠、明智光秀、佐久間信盛等総勢4万が鶴翼の陣をとる。信長VS信玄、天下を賭けた最終決戦の幕が上がった。人気戦国シミュレーション。
内容説明
天正6年秋、濃尾国境に戦雲が湧き起こった。業病が小康状態の信玄は、甲相越同盟を手土産に凱旋した勝頼を迎え、西上戦の再開を決意、ひそかに尾張に向かった。武田・徳川・上杉・北条の連合軍が、きりきりと信長の喉を締めつけはじめたのだ。いきりたつ信長は全兵力の集結を命じるが…。
著者等紹介
工藤章興[クドウショウコウ]
1948年、愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。新聞社・出版社勤務を経て執筆活動に入る。複数のペンネームを使い分け、さまざまなジャンルで健筆をふるっている。著書多数。歴史分野では現地取材を第一とし、文献資料だけにとらわれない独自の視点で従来の史観を見つめ直している
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