出版社内容情報
著者、愛惜のデビュー作。指揮者として、また音楽評論家として活躍する著者の思想の原点ともいえる<自然への憧憬>と<音楽への愛>が、蓼科と清里の地を舞台に詩情豊かに語られる。宇野ファンの間で復刻が待ち望まれていた《幻の名著》である。
内容説明
“自然への憧憬”と“音楽への愛”、そして全身全霊を捧げたKTU女声合唱団との深い係りなどが、蓼科と清里の地を舞台に詩情豊かに語られる。指揮者として、音楽評論家として活動し続ける著者の思想の原点を吐露した愛惜のデビュー作。
目次
山小屋
ラ・ボエーム
夕やけ
売店の少女
紅葉を訪ねて
会話
問
心の歌
初冬の清里
わが師のこと〔ほか〕
著者等紹介
宇野功芳[ウノコウホウ]
1930年東京都生まれ。国立音楽大学声楽科卒業。1953年『ディスク』に「ブルーノ・ワルターの芸術」を寄稿して音楽評論家デビュー。現在『レコード芸術』『クラシックプレス』など多くの音楽雑誌に執筆。指揮者としても活動、高い評価を得ている
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