内容説明
1946年7月1日、ビキニ環礁で炸裂した原爆は長門やネヴァダを含む標的艦隊を一瞬にして消し去った。それがすべての始まりだった。やがて、消滅したはずの艦隊が太平洋にその不気味な姿を現し、その砲口を米艦隊に向けた。
著者等紹介
伊吹秀明[イブキヒデアキ]
北海道生まれ。主な作品に『帝国大海戦』(歴史群像新書)『第二次宇宙戦争』(ワニノベルス)など
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感想・レビュー
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ikedama99
5
以前に読んだはずだが、筋は全く覚えていなかった。なんとも不思議な話。敗戦直後のビキニ環礁での原爆実験からはじまる亡霊艦隊、俺達の戦いはまだ終わっていないんだと言わんばかりの神出鬼没とその戦い、連合艦隊戦没の艦の出迎えで幕が閉じるが、ひょっとしたら、アメリカやイギリス、ドイツなどを巡って、すべての戦没艦と会合をしたのちに去るのだろうか。それと対比的なのが、これからを生きようとする人間のドラマ。この上官と部下は絶対生き残るとも思えた。不思議だが、面白かった。2020/10/25
YS-56
2
某同人ゲームをプレイした影響かな。久々に再読。敗戦からの混沌、そしてクロスロード作戦。すべては神の御手の中に。2012/08/15
かんがる
0
いまいちだったなー 帝国大海戦 氷山空母をお勧めする