出版社内容情報
天正12年、尾張・小牧山において、秀吉と家康の大合戦の火蓋が切って落とされた。秀吉は家康の籠もる小牧山城を水攻めにした。大軍と泥水に囲まれ、家康は如何に脱出を果たすのか。そして、両雄の裏を掻こうと画策する、もうひとりの人物とは!?
内容説明
越前に蟄居する滝川一益のもとに、ひとりの若侍が訪れたことから、恐るべき策謀が動き始めた。天正12年、急速に領土を広げ始めた羽柴秀吉は、織田信長の遺児・三介信雄を陥れ、伊勢出兵の口実を作る。秀吉の勢力拡大を恐れる徳川家康が、信雄の要請を受け、清洲城へと向かった。ここに、両雄大激突の火蓋が切って落とされた。本願寺勢力を唆し、秀吉軍の足止めを狙うも、小牧山に追いつめられる徳川家康。秀吉は家康の篭もる小牧山を冠水させるという奇策を打ち出した。大軍と泥水に囲まれ、家康は如何に脱出を果たすのか!?そして、両雄の裏を掻こうと画策する、もうひとりの人物とは。
著者等紹介
吉本健二[ヨシモトケンジ]
1967年和歌山県生まれ。東京大学文学部博士課程修了。アニメ評論などの執筆を経て、シミュレーション小説を書き始める
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