歴史群像新書 異 三国志〈２〉死闘！曹操包囲網

仲路 さとる【著】

Ｇａｋｋｅｎ（2001/10発売）

• サイズ 新書判／ページ数 220p／高さ 18cm
• 商品コード 9784054015425
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

出版社内容情報

少年皇帝・劉協を手中にした曹操は、これを傀儡化し権力を握ろうとしていた。呂布の軍師・陳宮は、曹操包囲網を築き上げる策を献じた。徐州牧を継いだ劉備は、始め陳宮の策に異論を唱えていた。そんな劉備のもとに、ある日皇帝からの密使が訪れる。　　　

内容説明

少年皇帝・劉協を手中にした曹操は、これを傀儡化し自身の手に権力を握ろうとしていた。呂布の軍師・陣宮は、曹操の座する〓州を囲む群雄たちと呼応して、曹操包囲網を築き上げる策を献じた。だが、それを察した曹操は先手を打って、皇帝に勅旨を発行させ、群雄の動きを封じてしまう。徐州牧を継いだ劉備は、始め陣宮の策に異論を唱えていた。衷心より漢皇室に忠義を尽くしていたため、むやみに乱を起こし、却って賊軍となってしまうことを恐れていたのだ。そんな劉備のもとに、ある日皇帝からの密使が訪れる。使者が差し出した書簡には、曹操のもとから朕を救出せよという勅命が記されていた。

著者等紹介

仲路さとる［ナカジサトル］
１９５９年、北海道檜山郡に生まれる。１９９４年、『異　戦国志』で第一回歴史群像大賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[二分五厘]

2001.10.21

[サムライマニア]

曹操と陳宮の対立って、どの作品でも魅力的。正義感が違うから。曹操と劉備の対立は政治観の違い。