メダカが田んぼに帰った日

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054015210
  • NDC分類 616.2
  • Cコード C0040

出版社内容情報

農薬をほとんど使わない農法「不耕起栽培」。これは自然環境まで回復させた驚異の農法だった。絶滅危惧種のメダカが帰り、白鳥をはじめ、多くの野鳥まで戻ってきたのである。この農法の秘密と人々の努力を追い、自然と人間のこれからのあり方を考える。   

内容説明

えっ!?どうして絶滅危惧種のメダカが戻ったの?田んぼと自然と、人の物語。

目次

第1章 メダカが泳ぐ田んぼの復活(メダカが帰ってきた田んぼ;便利さだけを追求した農地改革 ほか)
第2章 耕さない田んぼが生んだ奇跡(自然を呼び戻した不耕起栽培;常識をくつがえすスパルタ式苗作り ほか)
第3章 農業の機械化で生じた問題点(メダカ救出大作戦;メダカがレッドデータブックに載った日 ほか)
第4章 田んぼがトキを救う日(田んぼに白鳥がやってきた;ツバメが乱舞する空 ほか)

著者等紹介

金丸弘美[カナマルヒロミ]
1952年佐賀県唐津市生まれ。農業や食材、環境問題や映画などをテーマに、ライター、エディター、コーディネイターとして活躍する。特に農業と食材については、ここ5年の間に全国の農村200か所、東京の野菜売り場50か所を自らの足で取材し、多くの著書を発表した。一線の編集者とライターの交流会「ライターズネットワーク」代表、NPO法人メダカのがっこう理事などを務める。ニッポン東京スローフード協会の発起人のひとりでもある。日本ペンクラブ会員
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感想・レビュー

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ようはん

4
戦後における農薬の投入や用水路の三面コンクリート化がどれだけメダカを始めとした生態系にダメージを与えてきた事か。田舎の道の駅や物産店だと地元の人が育てたメダカが販売されている事が割とあるので今は田舎に限ればメダカに関しては回復傾向にあるのかな。ただ自分の近所だと田んぼ自体が減っていて割と生き物層に恵まれていた用水路が三面コンクリート化されて生き物達が消えてしまったなあ。2019/08/14

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