出版社内容情報
越後の奮闘により、マーシャル沖艦隊決戦で米艦隊に勝利した連合艦隊は航空母艦建造を見送り、不沈戦艦の建造を進めた。１９４１年１２月８日、合衆国が大日本帝国に対し宣戦布告。真珠湾を出撃した米航空艦隊からの大規模攻撃隊がトラック諸島を襲った。
内容説明
「越後」の巨砲、闇に潜む「ワシントン」を撃つ！昭和１０年の対米戦において、艦隊決戦で薄氷の勝利を果たした大日本帝国。だが、その後も国内は混乱し、世界は次なる大戦に突き進んでいた。そして昭和１６年、公表された「コノエ・ノート」を契機に、アメリカ合衆国は大日本帝国に宣戦布告―。昭和１６年１２月８日、日米は再び激突することとなる！米軍は史上空前の航空攻撃隊を投入。トラック諸島の日本海軍根拠地を襲う！！帝国海軍最大の戦艦「越後」は、またも太平洋の戦場に向かう…。
著者等紹介
中里融司［ナカザトユウジ］
１９５７年、東京都杉並区生まれ。武蔵大学経済学部卒業、銀行員生活を経て漫画の原作者に転身。その後、本格的な執筆活動を始める。戦国時代を舞台にした『坂東武陣侠』で歴史群像賞受賞。歴史物からファンタジーまで、幅広いジャンルの作品を発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風見草
0
前半は海軍の内情や設計の話、後半で外交の変調・日米開戦となりますが、設定の羅列でなく、会話も多く交えていて読みやすいです。また、記述は多くないですが、船魂の気持ちも伺えます。2010/03/16
-
- 和書
- ＳＤＧｓエコバブルの終焉
