出版社内容情報
昭和二〇年一二月、『紀伊』らに一蹴された米英合同艦隊は反撃の機会をうかがっていた。また松代では、米英の偵察員が暗躍し、本作戦実施を待つ。大本営は、米上陸部隊の兵力漸減に「ある命令」を下す。連合艦隊も、また決死の奮戦を展開するが……!
内容説明
昭和20年12月、『紀伊』『尾張』に一蹴された米英合同艦隊は、指揮系統の整備・補給に時を費やし、反撃の機会をうかがっていた。その一方で印旛飛行場は強化され、本土攻撃の準備は進み、松代では、米英の偵察員が暗躍、本作戦実施を待つ。講和締結への途が模索される中、大本営は米上陸部隊の兵力漸減に「ある命令」を下す。そして、連合艦隊もまた決死の奮戦を展開するが…。
著者等紹介
子竜蛍[シリュウケイ]
1954年11月25日、富山県高岡市生まれ、射手座、B型。高岡商業高校卒業後、アルミサッシ会社勤務と商店経営を経て、現在は地元の運送会社に身を置くかたわら、執筆活動を繰り広げている。飾り気のない地味な文体だが、さわやかな後味と読みやすさを信条にして、時代ものから現代ものまでレパートリーは幅広い。『不沈戦艦紀伊』にて、第2回歴史群像大賞で「奨励賞」を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 奄美群島おもろの世界