出版社内容情報
子どもの「読む力」を引き出すアニマシオンについて、開発者のモンセラ・サルト氏の考え方を正しく伝え、だれもがすぐに実践できるようにいろいろな具体例を挙げて、わかりやすく解説した「読書へのアニマシオン」入門書。
内容説明
「読書へのアニマシオン」は、スペインで開発された、子どもの読む力を引き出すメソッドである。どんな子どもでも読書を楽しみ、深く考え、質の高いコミュニケーションを身に付けることができる。本書では、だれでもこのメソッドを実践できるように理論と方法をわかりやすく解説した。
目次
第1章 今、なぜ、日本の子どもたちに「読書へのアニマシオン」が必要か(「読書へのアニマシオン」は「生きる力」を育てる;「読書へのアニマシオン」で身に付く10の「力」)
第2章 「読書へのアニマシオン」の基礎知識(「読書へのアニマシオン」はどのようにして開発されたか;「読書へのアニマシオン」の目的 ほか)
第3章 「読書へのアニマシオン」の実際(なぜ、アニマシオンでは理論を重視するか;アニマドールが心がけなければならないこと ほか)
第4章 「読書へのアニマシオン」に必要なコミュニケーションスキル(「読書へのアニマシオン」と「欧米型コミュニケーション」;アニマシオンを十分に行うためには、ふだんの授業が大切)
著者等紹介
有元秀文[アリモトヒデフミ]
山口県立岩国高校、早稲田大学教育学部を卒業後、都立新宿高校教諭として15年間国語科を教えた。その後、文化庁国語課で国語調査官を5年間勤めた後、国立教育研究所(現在の国立教育政策研究所)に勤務した
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