出版社内容情報
ジオ・ポンティを中心に多彩に展開される、地中海的感性に満ちた軽快でモダンなイタリアン・デコ。ポンティは、家具、陶器、建築に大活躍する。イタリアン・デザインの創世記をアール・デコの視点から追跡し、今日のデザイン王国が築かれたルーツを探る1冊。
内容説明
ジオ・ポンティを中心に多彩に展開される、地中海的感性に満ちた軽快でモダンなイタリアン・デコ。ポンティは家具、陶器、建築にアール・デコのデザイナーとして大活躍する。また未来派の画家たちもイラストやファッションの分野に進出し、イタリアン・デコが華々しく展開された。今まで未開拓となっていたイタリアン・デザインの創世記を、アール・デコの視点から追跡し、今日のデザイン王国が築かれたルーツを探る。
目次
未来派のイメージ
ジオ・ポンティのアール・デコ
ヴェニーニ工房のガラス
アール・デコの陶芸と人形
フォルトゥーニとイタリアのモード
ブガッティとイタリア車
:イタリアン・モダンの創造
イタリアの建築―古典への回帰とモダンへの歩み
イタリアの前衛絵画
未来派の舞台美術〔ほか〕
著者等紹介
佐野敬彦[サノタカヒコ]
1935年名古屋生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。ローマとパリに計16年間にわたり居住し、美術史の研究に従事。装飾美術史・工芸論専攻。著書に『都市の楽しみ――イタリア丘の町』ほか論文多数
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