出版社内容情報
華麗なる宇宙飛行士出現の舞台裏は、こんなにも人間味があふれていた。ドクター白崎はある日突然、夢の宇宙飛行士の道をめざし「宇宙飛行士のお受験」に挑んだ! そこには、過酷でリアルなそしてちょっぴりユーモラスな人間模様が展開されていくのだった。
内容説明
著者はある日突然、夢の宇宙飛行士への道をめざし“宇宙飛行士のお受験”に挑んだ!そこには、過酷でリアルなそしてちょっぴりユーモラスな人間模様が展開されていくのだった。
目次
第1章 ある日突然、宇宙飛行士に応募を決意!
第2章 「君は宇宙で死ねるか」にチョットびびる一次選抜
第3章 いつもいっしょ「蓄尿ビン」と臨む二次選抜
第4章 魔の白いジグソーとの三時間勝負が待ち受ける三次選抜
第5章 憧れのヒューストンで気分はもう宇宙飛行士
第6章 「道産子医師、宇宙へ」運命の最終面接
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
_apojun_
3
図書館本。40歳を目前にした麻酔科医が子供のころの夢だった宇宙飛行士になるためにNASDAの募集に応募してから最終結果が出るまでの過程を描いたエッセイ。 単純に宇宙飛行士になるための試験の概要がわかるだけでも楽しい一冊。 ちなみに図書館で借りて家に帰ってから、改めて表紙を見ると「高校生向け」とシールが貼ってあったのに気づいて苦笑。2020/12/10
snow peak
3
とても面白かったし、夢を貰った。僕がもう少し若くて目がもちょっと良かったら、宇宙飛行士に申し込んでいたと思う。この本を読んだきっかけは、現在12名いる宇宙飛行士のインタビュー本を読んで、その中でこの本を読んで応募して宇宙飛行士になったというくだりがあり、そんなに良い本ならば読んでみようという所です。アニメのプラネテスはこの宇宙飛行士に成るための過程を忠実に再現しているのも分かりました。ここまでの人生に影響を受ける経験を、僕も何かしらを通して経験してみたいと思いました。2020/02/01
mariko
3
39歳にして、宇宙飛行士の登用試験にチャレンジした「中年ドクター」の奮闘記。これもリアルな「宇宙兄弟」!宇宙飛行士もの、つくづく好きだなぁ、理想に向かって邁進する姿に共感しちゃうのかも。最終テストまで進めたもの、残念な結果でしたがその過程は決して無駄ではなかった。選考の内側が分かってすごく面白かった!それにしても宇宙飛行士の給料って案外少ない。確かに国家予算でまかなっているのだからそれが現実なのかもだけど、宇宙飛行士が憧れの的なのは、夢はお金では買えないってことよね〜どの職業でも言えることかもだけど。2015/08/11
hiropon
2
宇宙兄弟にハマり、宇宙飛行士かっこいいなぁと思っていたところで出会った本。がんばるおじさんはかっこいいよなぁ。2013/07/20
U16
2
次回の募集がもし10年以内にあれば、自分はギリギリ40歳前。挑戦してみたいが、英語力をつけないと書類審査すらパスできないだろうな。2010/01/29