出版社内容情報
大河ドラマや時代小説の舞台の中心となっていて関心も高い、江戸とその時代を、多数の復元イラスト・図版・写真をもとに解説する、目で見て楽しめる「大人の絵本 江戸」シリーズ。当巻では、百万都市江戸に住む、庶民の暮らしをとり上げる。
内容説明
大商人の大店から屋台の物売りや振売り、裏長屋や髪結床、湯屋、町火消しや寺子屋、町奉行所と牢屋敷など、百万都市江戸に住む庶民の暮らしをとり上げて図解する。江戸市民の四季の年中行事を『江戸歳時記』として紹介する。第三巻では、豪商から裏長屋の職人や振売りまで,百万都市「江戸」の庶民の生活を細見。
目次
八百八町の人々(大都市江戸;江戸の町割;江戸の盛り場 ほか)
町人の暮らしを支えたもの(越後屋本店;奉公人;江戸の商人 ほか)
八百八町を守ったもの(町奉行所;裁きのしくみ;小伝馬町牢屋敷 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おっとぅ
5
江戸時代の本当の意味での人々の暮らしが 描かれている。侍の社会はテレビなどでよく目にするのだが、庶民の暮らしぶりは余りお目にかかられない、見ているだけでも面白い。2017/07/31
れどれ
4
思いのほか浮足立たずほとんど事務的に淡々と解説し続けてくれる。図のいちいちが素晴らしい。江戸町人に手が届いてしまいそう。話しかけたら応えてくれる気がしてくる。耳をすませば鐘が鳴り木戸が開く。2018/06/17
Stair512754
2
眺めているだけで充分楽しい2023/03/28
ゆぅ
2
町人の暮らしを紹介。浮世絵、現代の挿絵や図、様々な資料が添えられ、町屋に裏長屋、裁き、火消しに養生所、季節ごとの様子など幅広く解説されています。入門によいかも。小学生も高学年なら読めそう。2018/10/30
じじちょん
2
江戸時代ってこんなに消費社会だったのか!経済が循環している様子がわかります。細かい字を読まなくても、図鑑のように視覚的に分かります。とても面白かったです。2014/10/06
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