出版社内容情報
太平洋戦争・マリアナ侵攻において日本に大敗したアメリカは、日独の支配下におかれた。一方欧州全土はソ・独同盟政権の手に落ち、対する英・仏は日本と手を結ぶ。そして1948年10月、日本帝国はドイツ軍を奇襲すべく『ハ号作戦』を開始した。
内容説明
光文23年(1948)、日本とドイツの2大帝国は、世界の覇権をかけて激突しようとしていた。太平洋戦争・マリアナ侵攻において日本に大敗したアメリカは東西に分断され、それぞれ日独の支配下におかれた。一方、ヨーロッパ全土はソ・独同盟政権の手に落ち、対する英・仏は亡命政権として日本と手を結ぶ。そして10月、日本帝国はドイツ軍を奇襲すべく『ハ号作戦』を開始した。『伊400』潜水空母部隊を出動させ、晴嵐攻撃隊によってパナマ運河を壊滅するのだ。同時に、中近東、そしてアメリカ本土においても戦いの火蓋が切って落とされる。いま、最強の帝国の名にかけて、未曾有の世界最終戦争が勃発する。