内容説明
東西130km、南北180kmの狭隘地に繰り広げられた「史上最大の戦車戦」。マンシュタイン、ジューコフをはじめとする独ソ将星の人物像、ティーゲル、パンテル、フェルディナント、T‐34等両軍の戦車・自走砲、武装SS、砲兵、空挺部隊、女性部隊などの組織―そして、両軍の戦術・戦略まで、登場するあらゆる要素を徹底検証し、ついにあたらしいクルスク戦が描かれた。
目次
第1部 黒の鷲、赤い星(クルスク突出部;マンシュタインとドイツの将星たち;ジューコフとソ連の将星たち)
第2部 戦雲たなびく(作戦名「城塞」;攻める者―ドイツ軍;守る者―ソ連軍)
第3部 敗北のはじまり(「城塞」、開始;プロホロフカ大戦車戦;「城塞」、中止)