内容説明
富貴山荘とは名ばかり、寂れた屋敷で居眠り三昧の王動は、金に困って侵入してきた郭大路と出遇った。互いに酒好きで意気投合した矢先、泥まみれで七回棺桶に入ったという燕七と、美少年の林太平が参入し、大騒動が始まった…麓の町で財宝強奪事件が起き、その財宝が舞い込んできたのだ。彼らの命を狙って、血吹雪が散る！？中華Ｎｏ．１作家・古龍の痛快無類の傑作。
感想・レビュー
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Shoji Koide
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上巻終了。古龍面白いだが、売れないんだろうな。これもだいぶ前に書店に並んでたの知ってたけど、油断してたらあっという間に絶版になってたから。図書館で見つけてすぐさま食いついた。以前に購入躊躇った理由に翻訳文に引っ掛かるものがあって。「ラーメンを食べた」(中国にラーメンという名前の食べ物はありません)。やっぱり一部おかしい。「耳障りがいい」とかね。だがそれを差し引いても面白い。主人公四人を始め人物は生き生きとでたらめで魅力的だしね。2013/10/20
