出版社内容情報
蘭印の英蘭艦隊を完膚なきまでに叩きのめした山口多聞率いる一航艦は、予定通り豪州上陸を果たす。焦土作戦に出た豪首脳にマッカーサーは、対日降伏の可能性を見、大いなる危惧を抱く。かくして米太平洋艦隊は豪州出撃を決意、南海に巻き起こる戦火の行方は?
内容説明
昭和17年1月、インド洋アンダマン諸島沖で英東インド艦隊を撃破し、英空母フォーミダブルを手中に収めて『九頭龍』と改名、山口多聞少将下の“龍の艦隊”は戦力を充実させた。一時、内地に帰投した第一航空艦隊だったが、すぐさま豪州作戦を実施し、豪州西海岸を席巻、ポートモレスビーに、そして豪州東海岸に向かうのだったが。