出版社内容情報
木登りが得意な小学生、田中夏向(かなた)は、商店街の花屋で小さなガジュマルの鉢植えを買ってもらった。家で眺めているうちに、木のうろに吸い込まれてしまう。ついたところは、「妖(あやかし)の国」。妖精のような、妖怪のような不思議な生き物がたくさん暮らしている国だ。そこで出合ったキジムナーはいなくなってしまった獅子のきょうだい「シー」と「サー」を探していた。かなたは、キジムナーと一緒に妖の国でシーとサーを探してあげると申し出て、二人で10のエリアがある妖(あやかし)の国を冒険することに…。
各エリアは、年に一度の妖の国のお祭りの準備で大忙し。シーとサーを見かけた妖もいたが、二人はなかなか追いつけない。
迷路やクイズなどいろいろな難問を解きながら、シーとサーを追いかけていく。
【目次】